TOMICA No.17 HONDA CIVIC

今日、四十九日の忌明け法要を終えました。
何かひとつの区切りを終えた事でほっとした感があります。
お寺さんは東区の“禅隆寺”さんです。市内の中心にあるので、それほど広くない境内ですが、見事に配置された木々に静寂さすら感じる空間を味わえる素晴らしいお寺です。


“人”というのはやはり簡単な存在では無く、人一人亡くなる事で派生する多くの作業に時に閉口し、時に感心し、時に思いに耽り…。
共通して感じるのは“親父”が為してきた事の大きさ。
亡くなってから見えてくる波乱万丈の人生。頭が下がる思いです。

昨日、北海道から法要に合わせ兄がやってきました。
お袋とセントレアに迎えに行き、その足で親父の足跡をたどるドライブに行きました。

親父の銀行の口座は既にロックされていますが、その引き継ぎには「改製原謄本」という“生まれてから亡くなるまでの一連の戸籍の途切れていないもの”が必要と言う事した。
名古屋市の区役所に行くと昭和59年より前の物が無いという事で、残りは親父の心の故郷長野県下伊那郡下條村…。
郷里の叔母に取得を頼んだのですが、“委任状”必要と言う事ですぐには入手できず、さらに驚いたのが私達が親父の郷里と信じていたその村の役場でも5歳より前の戸籍は別の村にあるという事まで判りました。
叔母に委任状を送付し取得する事も可能でしたが、母がセントレアに行くハンドバックに忍ばせたのは“父の写真”。
行く気満々の母に背中を押される形で残された母子3人での父のルーツ探しのドライブと相なったわけです。

高速をひた走り見慣れた親父の故郷“下條村”にある役場に到着。
手にした“父の戸籍”は手書き。細かい文字で家族の変遷がびっしり書かれています。
おじいちゃんが誰と誰の間に生まれた子だったのか…。
その親は誰なのか…。
おばあちゃんの実家は…。
おじいちゃんの兄弟は…。知らない名前がいっぱいいっぱい出てきます。
母の実家、誰と誰の間に生まれた子なのかもしっかりと記されています。
その先に兄や私の名前も記されています。
脈々と受け継がれていく“血”が圧倒的なパワーで私に語りかけてきます。
でもそこには“生まれてきた父”が最初に戸籍にその名を刻んだ場面は記されていません。

隣村、“阿南町”の役場に…。
さらに細かい戸籍が待っていました。旧字のオンパレードで読み上げることすらままならない謄本です。
その中におじいちゃんの名前とその嫁、さらにその子…ようやく親父の名前のスタートの場に到着です。

2歳になる前に母を亡くし、5歳で継母を得る親父。
15歳で軍需工場での勤労に従事、16歳で名古屋に出てきて縁あって電力会社に勤務。
夜間の高校に通いながら仕事をする言わば勤労学生で、父と継母の間に生まれた弟妹が高校に通うお金を出し…
働きながら勉強をし、私が生まれた後に一級建築士の免許を取り…
聞いていた話はすべて苦労苦労の連続の話ばかりなのですが、判っている話の後ろに控えているバックグラウンドを見る事が出来たように思います。

ちょっと疲れましたが、こんな事でもなければ決して行えなかった自分のルーツ探検に大満足の一日でした。

「TOMICA No.17-5 HONDA WONDER CIVIC 3DOOR,issued 1984」

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私にとっての車の“ルーツ”を載せることにします。
“ワンダーシビック”です。大学2年の時に買った私の最初の車です。
当時、車体価格は107万円だったとおもいます。当時の東海銀行(現 三菱東京UFJ銀行)で親父の名前を借りてローンを組み、社会人1年生の途中まで毎月1万5千円を払い続けました。
懐かしい…。
親父は免許は持っていましたが車は無し。
私が子供の頃はどの家にも“マイカー”があると言う時代では無く、車の購入のタイミングを逃した親父は結局一生ペーパードライバーでした。
そんな父はマイカーを持った私と行くドライブが好きでした。

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親父のルーツを辿る旅、親父はにこっと笑った写真で、今回も付いてきました。








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